ワンダーフォーゲル、水の中

愚鈍にして凡庸な阿呆の浅薄にして冗長な駄文

今年の27時間テレビ見ましたか?24時間テレビは?


僕は24時間テレビは見てません。嫌いなので。
募金もしません。



27時間テレビは同居人が見ていたから、という受動的なきっかけであったとはいえ、見ました。



僕は本当に自分の興味のない物事に対しては努力してでも集中できないタチの人間なので、普段テレビがついていて誰かが視聴していても観ません。(CMがくる頃には飽きてしまってスマホやPCや楽器を弄ってしまうので観ることができないとも言える)


ニュースとたまにお笑い番組、年に数回の音楽番組を見るくらい。



しかし、今年の27時間テレビは良かった。




わざわざこうやって記事を書くくらいには良かったです。





もちろん27時間貼り付いて見ていた訳では無いので、何とも言えない所もあるが、バカリズム脚本のドラマ、昼頃の勝海舟の歴史、平成の歴史なんかは特に良かった。




もともと今回の27時間テレビのコンセプトが日本の歴史?かなんかで、それが発表されたときネット上のリアクションはかなり白いものだった。



まあ、そもそも27時間テレビ自体マンネリもいいところで、その上今回はそのほとんどが録画放送。



発表されたタイムスケジュールには、生放送の良さすら切り捨ててしまっている、テーマも笑いの要素から迷走してしまっている等、散々な言われようでした。



中には27時間続けてDASH村を見せてくれとか。(確か27時間テレビの詳細が発表されたとき、TwitterではDASH村がトレンドに浮上した)



まあ、確かにそういうリアクションされるのも仕方ないというか、今の若い人たちのテレビに対する不信ってすごいんですよね。もう若い人にも限らないのかな、時代はYouTube!ってそりゃあそれもあるかもしれないけれど、単純にテレビ番組って面白くないしあらゆる娯楽に負けてるんですよね。



結局のところテレビ番組なんてスポンサーありきじゃないですか。
突き詰めた考え方をすれば、CMを見せるためのエサに過ぎないわけで。





気になる続きはCMのあと!なんて引っ張って引っ張って引っ張りまくって結局しょうもなかったとかそういうの見たことありますよね?



テレビ観てたら絶対にあるんですよ。




逆にYouTube(r)特有の番組ってなりよりもテンポを重視した編集がなされてる。まあ、引き伸ばす理由がないんで当たり前ですけど。



しかも、自分の関心がある物事を掘り下げて掘り下げて掘り下げて視聴できる。







YouTubeにどっぷり浸かった層からしたら24時間テレビも27時間テレビもアホ臭くてしゃらくせえってなるんですよね。



引き伸ばさずに結果だけを教えろ、と。




だから今年の24時間テレビも誰も見てないくせにブルゾンちえみのゴールの瞬間だけ視聴率が跳ね上がる。






話を戻しますけど、そういう意味で今年の27時間テレビは良かった。



バカリズム脚本のドラマ途中から観てたんですけど、時代劇なのに時代劇調の臭いセリフまわしがなくて(戦国なのに現代言葉使ってるじゃん!っていう形のボケなんでしょうけど)ずっと小ボケと雑学のコンボ。



家康はお腹が弱くて漏らしたことがあるとかのトリビア的雑学や関ヶ原の人数17万って後列やること無くね?みたいな小ボケ。



知的好奇心を煽られながらも、小ボケに笑ってしまう。それがストーリー仕立てになっている


かなり秀逸な出来でした。三谷幸喜みたいにバカ笑いさせる感じの面白さとも違うんだけど、全体として目を離すところがない。それでいて、甲冑いらなくね?暑いし重いし...みたいな勇者ヨシヒコ的なゆるい雰囲気。





あとそのドラマの何時間かあとにチョロっと見たときは、十手って刀に勝てなくない?みたいなやつを専門家の説明を加えながら面白おかしくやっててそれも良かった。



着眼点がいいですよね。確かに十手って刀に勝てなさそう。






あと、上に挙げた勝海舟の特集のやつ。
勝海舟の人生を歴史的な背景とともになぞっていきながら、その歴史的事件の場所をピンポイントで特定するって企画。




専門家が古地図をもとに検証してその場所で再現ドラマをやるって企画だったんですけど、歴史番組とぶらり旅的な番組の要素が融合してるんですよね。


これ、やろうと思ってもYouTuberじゃ出来ませんよ。
絶対に出来るわけない。




そういう意味ではテレビの力を見た気がしました。




YouTubeじゃ絶対に出来ない大掛かりな、資金にものを言わせた面白さ。





もちろんこの面白さってそりゃあ当たり前のことではあるんですけどね。



でも、実際問題、芸人が大勢集められて大きな水槽に落とされたりだとか、大晦日の某番組の爆破・爆発オチだとか、見たところでもうそこまで面白いと思わないじゃないですか。




金がかかってるだけで面白くない、そんな状態だったのに、今までやったことが無いような番組を少しやってみるだけで面白いと思わせられる、そんな気がしました。



クイズ番組とグルメ番組ばっかり放送してんじゃねえよってことですね。






しかし、悲しいかな。
僕がこの記事でおだてて持ち上げて褒めちぎった企画たち、ネットではまるで盛り上がっておりません。




日本の歴史、というテーマを発表した頃が話題に上がったピークでしたね。

なにそのテーマ!?面白くなさそう!!!っていう。



結局、ぜんぜん視聴されてないんじゃないんですかね。知りませんけど。



僕の周りで27時間テレビの話してる人は一人もいませんでした。





もうテレビ離れは進みきっていて、もう今更面白いことやっても手遅れなのかな?どうなんでしょうね。



DASH村とかイッテQとか強い番組もあるからそんなことないと思いたいですけどね。では。